2月22日付で最高裁判所第一小法廷は、建設アスベスト大阪訴訟について決定を出し、建設労働者(原告)勝訴が確定しました!
東京訴訟、京都訴訟に続く最高裁での勝利です。
国に対し、これまで認められた一人親方に対する責任はもちろん、アスベストが生命・健康に危険であると知りながら、アスベストを含有している建材製品の製造を禁止しなかった国の違法を認めました。それに加え、国の責任をこれまでよりも重く判断しました(これまでの判決は、国は賠償額の1/3の責任を負うとしていたものを、1/2の責任を負うものとして責任割合を重くしました。これは、大阪・泉南アスベスト国賠訴訟最高裁判決と同じ責任割合で、国の責任の重大性を認めたものと評価できます。)
そして、建材メーカー7社に対しても、損害賠償責任を認めました。
国の責任を重く認め、企業の責任を決定づけたこの最高裁の判断に基づき、全国原告団・弁護団、一致団結して国・企業に訴訟外での早期解決を求めます。是非とも、ご理解・ご協力をお願いいたします。
詳しくは大阪アスベスト弁護団ホームページをご覧下さい→
https://asbestos-osaka.jp/kensetsu_asbestos/
アスベストによる被害で気になることがありましたら,弁護団のホットラインへ遠慮なくご連絡ください。
0120-966-329(平日の10時~18時)